2010年2月28日日曜日

心の隙間に入り込む こんな本を読んでいる


少しずつ、少しずつ読んでいる。
渇いた心に深く染みわたる。
女性作家特有の、男性には決して生理的に理解できない感情の襞を垣間見せてくれる。

加藤周一氏の回想本だ。
学生の頃に買ったものだ。
氏の子供時代からの回想録だが、軽くなってしまった頭脳を揺さぶられる。
続編もあるし、楽しみに、じっくり読み直している。

平凡社ライブラリーのセレクション、第5巻だ。
現代日本の文化と社会についての加藤周一氏の言葉が並ぶ。
このどうでもよいブログと軽~いTwitterの文章でゆるゆるになった自身の日本語を見直す。
じっくり読むしかない。
後は、「悩む力」と例の「三四郎」と「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を平行して読んでいる。
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は村上春樹氏訳だが、1ページ読むたびごとに不愉快になっていく。

食日記 2010.02.28

昨夜遅くまで本を読んでいたので、今朝は8:00起きだ。
朝食 炊き立てのご飯とあさげ(インスタント味噌汁)、納豆、冷奴、きんぴらごぼう、鱈子
食後に、いつものようにスラウェシを飲む。
今日は、友人の相模原市市議古内さんの新春の集いがある。
9:30に鵜野森自治会館に集合である。
雨模様だったので、お客様を迎える準備も大変だった。
僕は、情報担当部長とかなので、会の写真を撮りまくる。
百数十名のお客様が帰り、役員数十名で打ち上げ、ここでようやく昼食だ。
唐揚げやら、肉団子やら、巻寿司なんぞをビールで食す。
ばたばたしているので、あまり食べた気にならない。
最も、主役の古内さんと奥さん(かおりさん)はもっと食べた気がしないだろう。
今日はゆっくりして欲しい。
夜は、明日のためのビーフカレーを作る。
で、今夜は、レンコンのきんぴら、牛肉のバター炒め、餡かけ焼きそばを作る。
餡は、大蒜・生姜・人参・玉葱・ジャガイモ・キャベツ・モヤシ、椎茸・豚肉を炒めて餡を作る。
麺は、焼き色がつくまでじっと炒めるのが、こつだ。

こんな本を読んだ 鯛ヤキの丸かじり


東海林氏の丸かじりシリーズだ。
何巻読んだことだろう。
古本屋で「読んでないはず。」の鯛ヤキの丸かじりを購入する。
読んでなかった。
深く、深く、満足する。
それにしてもこの人の文章力はいつ読んでも脱帽だ。
この巻では「豚汁の怨念」が秀逸だ。
味噌汁と豚汁との違いを細かく描写したところなど、うなってしまう。
超、お勧めである。

こんな本を読んだ ダーリンの頭ン中


ダーリンは外国人シリーズの中でも、特に、語学について熱く語られている。
面白い。
このシリーズは本当に面白い。
どのページから読んでも面白い。
で、この本は「日本語」について今まで知らなかったような、鋭い指摘が満載だ。
語学好きにはたまらないだろう。
ところで、ダーリンは外国人が映画化されたそうだ。
まずはめでたい。

2010年2月27日土曜日

食日記 2010.02.27

池波正太郎氏を気取って、しかも、自分の食の記録にもなるので、食日記をつけてみようと思う。
6:30起床。
土曜なのに次男は登校だ。
トルティーヤにピザソースを塗りチーズを乗せて焼いたものと、半熟の卵焼き、ロングソーセージ1本とレタスのサラダとコーヒー(スラウェシ)で朝食を摂る。
半熟の卵焼きは細君の方がうまいのだが、今日は僕が作る。
月末は忙しいので、午前中に諸々買い物に出る。
昼は、午前中FoodOneで買ってきた大勝軒直伝の太麺を茹で、鰹のパンチの効いたうどんのたれでつけ麺を作る。海老ピラフと共に妻といただく。
無論、僕が作る。
昼食後、本屋めぐりをする。
加藤周一氏の本を探す。
帰宅後、メロンパンを一つ食べる。うまい。
夜は、鰹のたたき(ニンニク・葱・大葉・生姜・酢・醤油・山葵)と葱焼き、もんじゃで焼酎を飲む。
そういえば、今日はTwitterをやっていない。
精神衛生上、それもよろしかろうと思う。
大量の本を抱え込んだので、明日が楽しみだ。

2010年2月24日水曜日

三四郎に癒される


毎日、津波のような「文字」に見舞われる訳だが、昨日書いたように、今日から漱石の「三四郎」を(多分150回目くらい)読み直す。
う~ん、癒される。
何と、「おっ、これからどうなっていくんだ?」とさえ思ってしまう。
知ってますけど。よ~く、知ってますけど。
いやぁ、漱石、いいじゃんか。
岩波文庫ってのがまた、いいんだよね。ルビとかあるし。いやぁ。。。

僕達私達は明日をどう生きていこう

A新聞は、歴史や山口瞳氏の随筆などを読み実態を知れば知るほど大嫌いになるが、もう何十年も取り続けている。新聞屋のおばちゃんが好きだからだという理由がある。
しかし、IT系の記事は間違いだらけで、そのレベルの低さに愕然とする。
実家で取っているのがY新聞で、比較するとその読みやすさの違いに愕然とする。
どっちも、IT系の記事は、ぽかーんとするくらいレベルが低いが、まだYの方がましである。
「僕達、全然ITのこと分かってないっすけど、こういうこっとすよね?ですよね?ですよね?」と謙虚さがあるからだ。自分の年齢を16進数で即答できない奴にIT系の記事なんかかけるのか?近くの新聞記者に聞いて欲しいものだ。
※ちなみに僕は、33歳である、16進で。

で、そのA新聞、本日の夕刊に素敵な言葉が。
「少子化を嘆きながら、未来を担う18歳に苦難を強いる、この国。」
いいぢゃねーか。
素敵ぢゃねーか。
大嫌いだけど、大好きになってしまうぢゃねーか。
んもう。
で、「景気が悪いから、君の就職口はないんだ。」なんてよくいえたものだと思う。
とにかく、大人が駄目だ。
電車で1日、東京で過ごせば分かる。
服装が駄目だ。
トータルに身だしなみが駄目だ。
「俺(もしくはあたし)、とにかく色んなことがうまくいってないから構わないで!」で、一人で落ち込んでいればいいのに周りを巻き込む「いらいら行動」が駄目だ。
何もかも、駄目だ。
何が、原因だ。
そう、政治が悪いに決まっている。
この国の中枢を握る政治家が「選挙に勝つのが仕事」などと、よくほざけるものだと思う。
無論、頭がおかしいのである。
この先100年は食うものに困らないだけの金を持っていて、周りからちやほやされればだれでもそうなるだろうけど。
ところで選挙の時のうるささと「選挙のときだけのパフォーマンス」には、皆あきあきだ。
何で、皆、当選するんだろう。
無論、「よく知ってるから。」「昔からこの人だから。」「親に言われたから。」「この人以外投票する人いないから。」とかに加え、「家の前のドブを掃除してくれたから。」とかの理由なんだろう。
選挙の時のうるささは本当にひどいと思う。
全然知らない人が、朝早くから駅頭で頭を下げている。
365日、やって欲しいものである。
そう、絶対やらない。
やるわけない。
「もっと、皆様の為にやることがありますので。」だ。
たった、365日、毎日、駅頭で、自分の言葉で書いた政策を配るような政治家がいないのだろうか。
※町田駅しか知らないけど。
騒音の取締りができないのも、選挙があるからだろう。
今日、電車で隣に座った爺さん、夕方の電車の中でおにぎりを食べていた。
その時点で、異次元星人に見えたが、梅干の種を丁寧に丁寧におにぎりをつつんでいた銀紙に吐き出す何度も何度も。
その種を喉に詰まらせて死んでしまえ!と周りの50名くらいの乗客が願っているのが分かる。
その後、おもむろに、鞄から「日経パソコン」を取りだす。
日経パソコン!
おぉ、同士か?と思ったが、約40秒で撃沈。軽いいびきで夢見ここちである。
う~ん。
僕達、私達は、明日をどう、生きていったらいいのかな。

2010年2月23日火曜日

スイッチ

覚醒している状態で、状況に応じて、体の様々な部位にあるスイッチがOnOffされる感覚がある。
自分のデスクで、静かに・集中してワークとしている時は、左脳のスイッチだけがOnされている感覚がある。
お客様先に行く時は、基本、全スイッチOffであるが、同行する営業により様々なスイッチがOnOffされるのが分かる。
一緒にいて苦痛な営業の時は、結構な数で様々なスイッチが入っているようだ。
お客様先でプレゼンとかする時や社内でのMeetingでファシリテーションとかする時は、一気にスイッチが入るらしく、熱がすごく、大汗をかく。で安定すると(5分くらい)発熱が収まる。
ちなみに、家にいるときは全てのスイッチOffである。

やっぱ、ドラッカーか漱石である

「これぞ!」と思って購入した本が、余りにつまらないとき、本当にがっかりでする。
啓発されないのならまだいいのだが、余りのつまらなさに、怒りが先行し、腹が減る。
。。。そんなときは、ドラッカーか漱石である。
今、横に、岩波文庫の三四郎を置いて、これを書いている。
ちらちらページをめくるが勿論、ちゃんとは読み始めない。
『漢字にルビまで振ってあるしぃ!』とか心の中で叫ぶ。
明日から読み始めるので楽しみである。
。。。って、間違いなく100回は読んでいるのだが。。。
殆ど暗記してしまっているが、そういうことではないのだ。
ちなみに、家に帰ってきてから、書棚の「経営者の条件」を指差し確認し、「よ~し!」と声に出していったらとても落ち着いた。

こんな本を読んだ 「頭のいい人」はシンプルに生きる


あなた自身の人生を決定づける、それほど重みのある本だ。と裏表紙にある。
う~ん。
全然そんなことない。
宗教の本を読んでいるのかと思う。
面白くないし、最後まで読めない。
何とも不快である。
きっとこういう本を読んで、何十にも間違った人生を歩んでしまう人が大量にいるんだろうなぁ、と思う。
買わなきゃよかった。
※こんなことが書けるのは、無名であるが故で、至福の喜びである。

2010年2月21日日曜日

こんな本を読んだ グズをなおせば人生はうまくいく


文庫でも出ているようだ。
数年前のベストセラー本だ。
氏の本は初めてである。
弟(北杜夫氏)の本は、山のように読んでいるのだが。。。
自分はグズであると思ったことは一度もないが、この本を読むと何だか結構当てはまる。
「どう考えればよいか」を優しく、しかし厳しめに語りかける。
ヒントが満載でためになる。
85歳を過ぎた人間が書いた本とは思えない。
ベストセラーは多くの場合、「買って失敗。。。orz」と思うが、これは大丈夫。

こんな本を読んだ オーストラリアで大の字


大好き本。
海外ルポシリーズ第3弾だ。
※イタリア編をまだ購入していない。
無条件にお勧めする。
楽しい!面白い!
オーストラリアって虫が多いのね。。。

こんな本を読んだ 「大人のホテル」


12人の美女との2泊3日と副題にある。
中谷彰宏氏が誰もが知っている「美人」と過ごす時間を紹介する、日本の「大人の」ホテルでの<ライフガイド>である。
ホテルガイドではない。
写真満載で楽しい本だ。
この本に紹介されているホテルでは、唯一リッツカールトン・大阪に泊まったことがある。
素晴らしい体験で、今でも思い出す。
「一流の大人のホテルに時々滞在すること」って大事なことだと思う。

こんな本を読んだ 昭和史 戦後編


600ページを越える文庫だ。
太平洋戦争終了後から平成元年に至る日本の歴史を語ったものだ。
知らなかったこと満載で実に勉強になる。
「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」と言う。
愚かな人間が繰り返しやってきたこと、賢く・先を見ている人間がやってきたことが、歴史を読むとよく分かる。
それにしてもこの国の政治家にはろくな人間がいない。
思い出した、この本の前編に当たる戦前編を父に貸したままだ。
交換してもらおう。

こんな本を読んだ ひとことで言う


山本夏彦氏の本は、学生時代もよく読んだ。
いつもまっすぐで剛速球だ。
何を読んでも襟を正される。
この本は、氏の週刊新潮の<夏彦の写真コラム>から選んだ「ひとこと集」である。
ひとこと集だが、氏の文章はきっちり読める。
一つだけご紹介しよう。
言葉咎めはだれでも一つは出来る

。。。(宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の)「玄米四合」をヨン合に誤る人も二十四の瞳を二十ヨンの瞳とは読むまい。。。

試しに、妻に「二十四の瞳」を読んでもらったら、「にじゅうよんのひとみ?」と言った。
むむむ。
最も僕も若い頃、内幸町(うちさいわいちょう)の読みを妻に尋ねられたとき、「ないこうちょう?」と読んで大笑いされたことがあるから人のことは言えない。
ただ、襟を正し、これから間違えないようにすればよいのである。

こんな本を読んだ いつだって犬が幸せな理由


ほっとする。
飾らずに生きていこうと思う。
自分は自分でしかないのだから。

食事作りは段取り力である

夕飯用に以下を製作した。
①牛丼
②金目鯛の煮付け~生姜添え~
③高野豆腐と大根の薄煮~鰹風味~
④レタスとジャガイモのサラダ
⑤生若布のごま油和え~擂りゴマ~
⑥ご飯三合炊飯
最終的にどのような感じ(味・香り・見た目)になるかを想像し、そこに向けて突き進む。
途中の作業が、他の料理の助けにならないか常に考えて行動する。
途中で小休止を必ず入れる。
。。。仕事に通じるなぁ。

2010年2月20日土曜日

今凝っているもの 午後の紅茶エスプレッソティー

これだ。
そもそも、紅茶を飲む習慣はないのだが、これは、習慣化してもいいくらいうまい。
どこででも売っているわけではなく、特に自販機では見ない。
見つけるたびに買ってしまう。
量販店なら100円しない。
で、量販店でも決して大量買いはしない。
大事な飲み物なので、「一つずつ買いたい。」のだ。
一口すする。
香りが「濃い!」
味が「深い!」
感動である。








あぁ、飲みたくなってきた。。。orz

今凝っているもの 桃屋の例のラー油

これだ。
感動である。
辛そうだ。
でもそんなでもない。
でも確かに少し辛い。
あっ、これ、ラー油だ。
冷奴にかけるといける。
肉料理にちょびっとかけてもいける。
そして、ほかほかごはんにちょびっとかけると最高だ。
中身はラー油の中に、フライドガーリックと唐辛子がびっしり入っている。
本当にびっしりだ。
これを小さな小さなスプーンでちょびっと掬い取る。
で、(冷奴や肉やご飯やサラダやなんやらかんやらに)かける。
で、食べる。
うまい!
※辛そうだなぁ、おっ、そんなに辛くないか、おっでも結構辛いか、おっ、フライドガーリックっ!いけるぢゃねーか!おっ、でもやっぱちょっと。。。辛いかな。。。と頭の中でぐるぐる廻る。


ロッククライミング!初挑戦!俺ぢゃねーし。。。

本日は妻と次男と橋本訪問に行き、食事をし、帰りがけに次男が「ロッククライミングを本格的にやりたい」などと突然言い出したので、ネットで検索し、淵野辺近くのストーン・マジックというところに行く。
SASUKEで予選会で落ちたとはいえ、普段鍛えているので、流石に結構いける。
これだ。
僕がやったら、そもそも、最初のぶら下がりができないだろう。
腕力あるんだけど、体重もあるわけで。。。orz

2010年2月19日金曜日

昨日は温泉に行ったわけだ

昨日は前からの予定で、箱根に行ってきた。
仕事は山のように積まれており、旅行どころではないが、「前から決めていた」のだ。
疲れもピークなので、ここで温泉も悪くない。
※結果、本日は4:30起床である。
関東地方含め雪模様だったが、午後からは晴れるとのことで、いつものY三さんご夫婦と箱根に向かう。
箱根超えの雪景色だ。




































まずは腹ごしらえということで、バイキングである。
蟹やら、蟹やら、後は蟹やら諸々をいただく。
普段の3倍は(全員)食べた。
写真は一部である。








体中の水分を持っていかれるくらい、温泉に漬かる。
色んな温泉があって楽しい。
年も考えず、温泉の滑り台まですべる。
実に実に、楽しかった。
ちなみに、行ったのは、箱根ユネッサンである。
温泉つかり放題+バイキング食べ放題で、大人お一人さま3,000円である。
これは、安いでしょう。
で、何と言っても驚いたのは、中国の方々の多さである。
特定地域である程度以上の年収がないと、日本にこれないそうだから、皆、お金持ちだったのだろう。
ただ、温泉にゆっくり漬かっていたのは、日本人ばかりだったように思う。
帰宅後、仕事を懸命にこなすが、結局本日4:30起きだった。
ばちが当たったのではなく、「ゆっくり休んだのだから、頑張れ!」の意味だと解釈しておこう。

SASUKE 予選敗退!

予選敗退したので、もう公開しても大丈夫なはずだ。
先週の日曜は、TBSのSASUKE予選大会で緑山スタジオに行ってきた。
妻と二人、ミーハーな応援である。
これが、面白かった。
あらゆる情報を公開できないが、結果的に次男は予選敗退となった。
しかし、本人的には、「予選に出れた!」ことが嬉しいらしく、また、「次回に期待!」もあるらしく、超たのしそうだ。
毎日、鍛えている。
すごい。
以前のブログにも載せたが、こんなことができる。
これで、予選敗退って、いったい。。。
でも、かえって秋が楽しみだ。
って、次男は受験のはずだが。
まぁ、いいか。
応援だけきっちりしよう。

2010年2月13日土曜日

こんな本を読んだ ハワイで大の字


冒険紀行、何冊か出ているがまずこれを買ってみた。
面白すぎる。
グアムに行ったことはあるのだが、ハワイはない。
いつか行くだろうから覚えておこう。
それにしても、(実は会社でちょっと話題になったのだが)左多里さんの漫画の顔は僕のお隣のMMさんに似ている!
いいじゃんか!

読めないし書けないし意味知らないし

さる本を読んでいてぶつかった言葉だ。

壮丁・・・そうてい

(1)成年に達した男、(2)旧法で懲兵検査を受ける適齢者。

読めなかった。
意味知らなかった。
無論、漢字書けなかった。

悔しい。

2010年2月11日木曜日

こんな本を読んだ 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト


今amazonで見たら、第10位だ。
売れているらしい。
「はじめての課長の教科書」で有名な酒井穣氏の新書だ。
敬愛する東京大学准教授中原淳氏のダイアログの話が出てくる。
最近の人材育成の話がコンパクトにうまくまとめられている。
また、自身の会社での試みを様々な形で正直に語ってくれているので、参考になる。
しかし、どのページを読んでも、「で?」である。
「いやいや、理論は分かりました。で?」
「そのフレームワークは知ってます。で?」
「はい、それ知ってます。で?」
今僕が在籍している会社は、(多分)日本でも有数のIT人材育成企業(のはず、しかもベンダー系でない唯一の独立系教育企業で、この世界では知らぬもののない企業)だが、この手の理論を引っさげて、もしくは経験してきて、鳴り物入りで何人もの方が入社し、この本にあるような様々な試みを実践しようとしてこられたが、100%失敗している。例外はない。
。。。何て言うと、きっと、「分析」から入るんだろうなぁ、「原因が特定できなければ何もできない」って言うんだろうなぁ。

教育・人材育成は「熱い心」、これが全てである。
成功事例は全て、これがある。
こっちも、お客様も。
この本の最後にすばらしいが言葉ある。
「教育とは心に残る教師のことである。」
フレッド・ヘッキンガー(ニューヨーク・タイムズ教育担当編集委員)
まさに!
でも、こういう「言葉」って、ことごとく「海外の人」の言葉ですよね。
どうして?
日本人、駄目?
あっ、この本、色々考えさせられるので、一応お勧めで。

こんな本を読んだ 英語ができない私をせめないで!


小栗左多里さんのエッセイだ。
ダーリンがネイティブなのに英語を話すことができない漫画家の、英会話習得奮闘記だ。
僕も英文科で英語を話すことができない人なので、とても面白く、興味深く読んだ。
また、大好きな漫画・挿絵が多く、すばらしい出来だ。
英語習得の参考にもなるだろう。
※僕はもうそんなにしゃかりきに英語は勉強しない。分かる範囲で対応できるし、本当に困ったら「聞く」し、「調べる」し、訳の分からないことに遭遇したら「戦う」ので。年取ったので、そういう意味で余り「怖い」とか「恥ずかしい」とかがなくなったのだ。年取るってすばらしい!別に、向学心をなくしたわけではないですよ、全然。
楽しいので超お勧めします。

こんな本を読んだ ダーリンは外国人2



仕事が忙しい。
4月から始まる新入社員研修の総責任者なので、何が起こるか分からない+まだ決まってない研修が山積みで、中々専門書を読む時間がない。
だから、ではないが、仕事に直結しない本を山のように買い込んで読んでいる。
現実逃避か。
ダーリンシリーズ第2部だ。
無条件に面白い。
前提知識も何も要らない。
1部を読んでいてもいなくても大丈夫。
こった体と脳がほぐれていくのがよく分かる。
超お勧めだ。
ところでさおりさんは、僕の会社での隣人のMMさんに似ている。
素敵で、個人的に好きである。
※さおりさんも、MMさんも人のものなので何かしようとかではなく、フィーリングが「好きで素敵」なのである。

うまいラーメン発見!!!

滋賀県の野洲に1号店があり、全国展開している、しかし関東はここがはじめて!の来来亭相武台店に行く。
妻がど派手な看板を見つけていて、「例のラーメン屋、見つけましたぜ、旦那、へっへっへ。。」とのことで急遽行くことになったのだ。
行幸道路を相模大野から車で向かい、5分ほどで到着する。
激混みだ。
店の前に10人以上待っている。
※綺麗で元気なお姉さんが駐車場内を走り回って、番号札を渡したり、注文をとったりしている。
第一車が入りきれず待っている!
だがだが、さくっとすぐに駐車できた。
※理由はすぐ分かる。なんてったって席に着いたらすぐに注文したものが届く。うまいのですぐ食べてしまう。で、回転がいいので、駐車場も(本当に)すぐに空くのだ。












今日は、異様な寒さだったが、待ち行列で興奮し、更に待っている間に1歳くらいの子供が僕をじっと見つめるのでお得意の「変顔」で笑わせていたらすぐに順番は廻ってきた。
注文したのは、チャーハン+ラーメン(僕)・葱ラーメン30食限定(妻)&餃子である。
麺は窓からのぞくと細麺のようだったので、固めでお願いする。
店内に入ると、店員全員で大きな声で「いらっしゃいませ。」「ようこそ!」と声を掛けてくれる。
ありがちな不快感は全くない。
席に着くとすぐに来た。
全部うまい!
背あぶらの浮くあっさり味だが激うまだ。
チャーハンもうまい。
妻の(大量!)九条葱もうまい。
スープまで全部飲み干してしまう。
また行こうっと。
※ここをNo.1にしてもよいかも。
お店の人が感じいいと、味も倍増な気がする。





































久々の人間ドック

昨日、人間ドックに行った。
家から自転車で5分くらいの、中ぶりの病院だ。
※病院って、「中ぶり」とか言わないか。。。
朝8:15までに来いというので、8:10に行くと病院そのものが開いていないではないか。
しかも、おじちゃんとおばちゃんの2名(他人同士)が先に待っていた。
すぐに入口が開けられ、受付が始まった。
着替えを渡される。
金物は体から離すように言われたので、我がiPhoneもロッカーに。
以下のように一気に進む。
採尿→腹部検査→眼底検査→心臓検査→聴力検査→採血→身長・体重・視力・血圧測定→胸部レントゲン→お医者様による触診→腕に胃の動きを止める注射→バリウム飲んで胃のレントゲン。
下剤を貰い帰宅する。
※腹部検査で「腎臓について過去に何か言われたことありませんか?」などと不安になることを問われた。何故か聞いてみると「形が普通の人とちょっと違う。」とのこと。余計不安になるではないか!「腎臓そのものはあるんですよね?」とでも聞こうと思ったが、冗談は通じそうもなかったので、やめておいた。
※触診の時、お腹をぐいぐい押され、「ここは痛いですか?ここはどうですか?」と何度も聞かれたが痛くないので、「痛くない。」というと「え?」という顔をされた。だって痛くない。
時間があったので仕事をしようと思ったが、色んなことに負け、結局読書三昧である。。。orz
4週間後に結果が出る。
楽しみだ。

今週月曜は大阪に

月曜は大阪のお客様先に出向いた。
若く有能だが気配りも出来る営業さんと同行だが、11:00に北浜って。。。若干早い!
朝7:39発ののぞみ203号で新大阪に向かう。
新横浜から乗車したので、当然朝食は「シウマイ弁当」である。
お茶と込みで910円だ。
朝から若干厳しい量だったが、好きなので(特にあの柔らかい甘めのメンマが好き!)綺麗に平らげる。
経木の蓋についた米粒まで食べる。
途中、大好きな富士山が見える。













2時間半ほどで新大阪に到着する。
地下鉄を乗り継ぎ、淀屋橋を経由して北浜に向かう。
大阪に来たなぁと感じるのは、エスカレーターに乗る時だ。
エスカレーターを歩く人が左なのだ。
東京は、エスカレーターを歩かない人が左に固まって寄る。
つまり歩く人は、右なのだ。
大阪は逆だ。
北浜に着いたら、少彦名神社で参拝だ。
少彦名神社、すくなひこなじんじゃ、と読みます。
薬や医療の神様だ。
周りにはその手系のお店が多い。
小さな神社だ。
「ここに少彦名神社がある!」ということを知っていないと100%見逃す。
























きちんとお参りし、小さな手水舎(てみずや、と読みます)で手と口を清めた。
その効果で大阪のお客様との話もうまく行き、すぐに帰路に着く。
若き営業マンは別件があり、淀屋橋で別れる。
新大阪で「じゅうじゅう亭」なる柔らかい牛肉ステーキ弁当を買い、急ぎ新幹線に乗る。
東京まで行き、そこから新宿へ。
17:00から、やや厳しいミーティングを2時間ほどこなす。
無論、少彦名神社の霊験あらたかで、大きな問題もなく(本当はあるんだけど)無事終了する。
そうそう、僕はタバコを吸うので、行きも帰りも(700系ではなかったので)喫煙車にしたのだが、人のタバコの煙をまともに浴びるので、気分が悪くなってしまった。
自分も吸うんだから人のことは言えないが、タバコはよくない!と心から思った。
※このブログはタバコを吸いながら書いた。俺ったら。。。orz

先週の土曜は、またまたベイサイドマリーナに

先週の土曜は訳あって、ベイサイドマリーナに行った。
妻と次男と一緒である。
自分の買い物は特に無いので、面白いことはない。
まぁ、海を見れたからよしとしよう。
行きに見えた富士山だ。
空気が澄んでいたので、帰りも鮮やかに見えた。












お昼は、ハンバーガーだが、ここのはアメリカンサイズで超でかい。
そして、うまい。












鯨のオブジェも相変わらずだ。












マリーナからの海だ。
いつ見ても美しい。




































ところで、この日は冬のバーゲン最終日で、非常に混んでいた。
皆、小洒落た格好で、大量の買い物をしている。
本当にこの国は不景気なのか?

2010年2月6日土曜日

恋の歌

見つけた!
吉田拓郎の「恋の歌」、所ジョージが歌う。
胸が締め付けられる。。。

2010年2月4日木曜日

こんな本を読んだ フリー



読んだ。
フリー(無料)にすることで、評判(口コミなど)を呼び起こし、多くの人をひきつける。
その上で数パーセントの人(や企業)にフリーでは手に入らないサービスを有償で買ってもらうビジネスモデルの話だ。
解説(P.343)に綺麗に著者の考えがまとめられている。
「競争市場では、価格は限界費用まで落ちる。)
「テクノロジー(情報処理能力・記憶容量・通信帯域幅)の限界費用は年々ゼロに近づいている。」
「アイディアからつくられるデジタル商材の開発コストも過激なまでに下がっている。」
「低い限界費用で複製、伝達できる情報は無料になりたがり、限界費用の高い情報は高価になりたがる。」
「フリーにには抵抗するよりも、むしろ活かす方法を模索せよ。」
IT教育業界でこのビジネスモデルをどのように取り込むか急ぎ議論すべきだろう。
結構厚い本だが、面白い。
IT業界の人間なら更に面白いだろう。
お勧めである。
ちなみに、東京大学准教授中原淳氏のブログが秀逸だ。
これを読んでしまったら、ヘタなことは書けない。。。orz

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