2011年9月28日水曜日

台風15号の後始末

もう記憶から少しづつ抜けて行って知るかもしれないが、先週水曜、2011年9月21日、台風15号が日本のあちこちを襲い、うちの目の前の木もなぎ倒していった。

一週間(も経って)。

本日、折れて我が家の眼の前2mまで迫った木の処理が行われた。
日常の交通に影響がないとはいえ、まさか一週間も放って置かれるとは夢にも思わなかったけどさ。
※友人の市議会議員はその日(倒れて数時間で)のうちに即対応してくれた。早くて速い。感謝している。

しかし、いくなんでも2日も置けば、きっと相模原市が処理をしてくれるはずだと思っていた。
甘かった。
人命に影響なし、と判断されるとこんなにも後回しにされるんだなぁ。
ちなみに、僕の住む地域の木も10数本倒れたけど、木の処理は、翌日22日だった。
当然だよな、道塞いでたから。

僕は家で仕事をしていて、『本当に』目の前に倒れた木を毎日見ていたのだ。
木自身が、折れてしまったことを敗北と認め、少しづつ黄葉化していく姿を、じっと見ていた。


おじさんとおにいさん2名体勢で木を切る。
倒れた木を細く切り、折れた木のまだ根が残っている方の木も結局、根こそぎ切る。
いつもいつも、あっぶねえなぁと思っていた木(10年くらい思っていた、いつか倒れるんじゃないかと)なので、何だか安心である。
切り株だけを残し、何事もなかったかのように、静寂を取り戻す。

後はフェンスの修理だけど、木の処理で一週間かかったんだから、きっと3ヶ月くらい先に違いない。
何ヶ月先でもいいけど、もんのすごい金額の市民税を払ってるんだから、絶対フェンスは直してくれるに違いない。
信じたい。
でも、半年たっても何にもしてくれなかったら悲しいな。

神奈川県相模原市南区、万歳!



2011年9月22日木曜日

台風15号、軌跡

本日午前、10km走ってきた。
1時間6分台、まぁまぁである。

タバコをやめさえすればなにもかも解決する(=楽に1時間切れる、あっ、切ることができる)ように思うがそうもゆかない。
でも、きっと、ちょっとしたきっかけでやめてしまう気もする。

奥さんがJTの人なので、なかなか「タバコなんて!」とは言えない。

っていうか、全衆議院議員・参議院議員・全官僚、タバコやめればいいのにと思う。
お前らがやめたらやめるよ、と思う。
しかし、この人達、すごく太っている人が多い。
痩せ過ぎもどうかと思うけど、太っているよりいい。
森だの、小沢だの、武部だの。


ランニング途中の雲。
ちょっと見とれてしまった。
この雲たちは、結構な勢いで移動するので、1分も見ていると形が劇的に変わる。
あぁ、綺麗だと思いながら見ているけど、何だか上から見られている気がする。


台風の爪痕はあちらこちらに残る。
こちらは、鵜野森から古淵に向かう川沿いの道の左側、人が一人通るのがやっとなくらいに、木が倒れている。



僕の住んでいる団地も、昨日はえらいことになっていたが、今日は業者の方が入って、倒れた木を細かくチェーンソーで切ってくれていた。


こちらは、これから切られるところ。
しかし、やはり根こそぎはすごいな。


こちらが、僕の家の裏、僕のデスクの目の前に「ドサッ」と倒れてきた木の有様。
フェンスを一個、綺麗に壊している。





団地内の倒壊した木は全て細かく切られたが僕の家の前の上記の木はそのままだ。
早く片付けてほしいな。

喜寿と台風15号

昨日は母の喜寿。
朝5:00起きで、赤飯を作り、卵焼きを作り、父に車で持ってこさせてくれた。
父には、「こんなに長生きしてごめんなさいね。」と挨拶したそうだ。
超元気だ。
朝から暖かいお赤飯を食べることができる小確幸を噛み締めた。



台風15号は凄まじかった。
雨より風がすごかった。
午後一に車で買い物に行ったのだが、早めに行って大正解。
帰宅後は、猛吹雪である。
で、僕のうちの前の大きな木が根っこ近くから折れ、フェンスをぶっ潰し、芝生に倒れた。
我が家まで2mくらいである。
周辺を見廻ったのだが、他にも根っこから倒れた木が幾つかあった。
人の力ではどかせないのでそのまま放置する。


交通も大幅に乱れた。
次男が新宿から15:00ころ小田急で帰ろうとすると小田急が全線ストップである。
しばらく待って(1時間くらい)ようやく来た電車に乗り込んだのだが、経堂で止まってしまう。
しばらく待って(2時間くらい)、決断し歩き出した。
妻と相談し、車で迎えに行くことにする。
千歳船橋から動き出した電車に乗り込んだ次男と携帯で連絡を取り合う。
しばらくたって(2時間くらい)、ようやく向ヶ丘遊園で合流できた。
ちなみに、「車で迎えに行こう!」と言い実際にハンドルを握ったのは妻である。
僕はナビゲーター&連絡係。
ずいぶん時間がかかったがまぁ、よかった。
なお、長男は、バイト先から17:00頃、自転車で帰ってきた。
さすがに傘はさせず、ずぶ濡れだ。


それにしても一転、今日はいい天気だ。


2011年9月20日火曜日

日曜日に相模原のYOSAKOIに行ってきた

3連休の中日は、相模原市の古淵でYOSAKOI祭りである。
もう何年もやっているようだが一度も行ったことがなかったので、妻と(無謀にも)歩いて見物に出かける。

いい天気だけど、ちと暑すぎた。
いつもランニングをしている川沿いを、妻の歩行速度でのんびり歩く。
川沿いの不思議な実、すごく固い、なんだろう。


一直線の雲を発見。


でっかい鶏頭。
触るととても固い。
鶏頭って柔らかい花という思い込みがあったけど全然ちがう。
芸人の被るかつらみたいだ。


途中、カワセミを発見!
ものすごく美しい鳥だ。
でも、iPhondeではこのくらいでしか撮影できない。
なんせ、距離があるので。


綺麗な白い花を発見。
なんだろう。




会場に到着すると、地区で大変お世話になっている、Yなぎさんに出くわす。
っていうか、交通整理なんかやってるし。
「どうしたんですか?」と聞くと「バイト」とのこと。
やけに似合う。


さてYOSAKOIだが、ものすごい人だかりだ。
古淵駅前からジャスコ・ヨーカドー周辺を車が入れないようにして、道路で踊り子さん達が踊り狂っている。
何十もの団体、合計で1400名くらいの踊り手さんたちが、5箇所に別れて踊り狂っている。
1団体の踊る時間は10分もないのだが、お年寄りから子供まで、綺麗にお化粧して踊り狂っている。
皆、楽しそうだが、暑そうだ。
まぁ、雨よりはいいだろう。





友人の古内明相模原市議会議員にばったり出くわす。



自治会のテントでは、いろいろな食物を売っている。


すっかり相模原のYOSAKOIの様子が分かったので、妻とまた歩いて帰る。
ちなみに、往復5km強、歩きなれない道を歩いたので、妻の足がいたそうだ。
僕は僕で普段のウォーキング・ランニングの何分の一かの(遅い)スピードで歩いたので、別の意味で足が痛い。


早めに帰宅できたので、サイクリングに(一人で)出かける。
32kmほどを1時間半ほどで突っ走る。
やや疲れた。

途中、大和あたりで出会った雲。
子供の失敗した絵画みたいだ。


2011年9月7日水曜日

町田新庁舎の外観が

いつ見ても、「本当に完成するのかよ」と思っていた町田市役所の新庁舎の外壁が覆われ始めた。
オールガラス張りと思っていたので大分意外だが、まぁ、かっこいい。

こちら、昨日(2011年9月6日(火))のお昼くらいの様子、まさに途中。


こちら、本日(2011年9月7日(水))16時くらいの様子。


早くできないかな。

できたら、毎日、食堂にお昼を食べに行く予定。
だって、徒歩5分(3分?)だし。

こんな本を読んだ 3時間台で完走するマラソン



マラソン解説などでおなじみの金哲彦氏の隠れた名著である。
マラソンだけに的を絞っているわけでなく、市民ランナーの目線からもきちんと様々な「ラン」に関することが解説されている。

走るとはどういうことなのか、トレーニング方法、フォーム、レースマネジメント、ボディケア、ダイエット、栄養と非常に多岐にわたるが、新書なので読みやすいし、ストレッチなどは絵付きで大変わかり易い。

いい本に巡り会えた。

こんな本を読んだ エネルギー論争の盲点



この本は今、必読の一冊だと思う。

副題が「天然ガスと分散化が日本を救う」である。

エネルギーの歴史(100ページほどにまとめられている。すごい)があり、脱原発でも反原発でも親原発でもなく、自然エネルギー推進でもなく、天然ガス万歳!でもない。
「全部使わなきゃ」である。

白か黒かだけで今の日本のエネルギーを語るべきではないと、一本筋が通っており、もちろん副題の通り、天然ガス利用に焦点は当てられてはいるが、その欠点もきちんと論じている。
僕達が「こうだ」と思っている(もしくは信じている)ことを、「ちょっと違うんですよ」と親切に教えてくれる。

こうする方がいいんだけど、こういうよくない点もあるんです、とキチンと両面を見せてくれている点がよろしいと思う。

買いだ。

こんな本を読んだ 辺境・近境 写真編



村上春樹氏の辺境・近境の写真編である。
本編の「辺境・近境」の中の写真は全て白黒だったが、こちらはカラー。

本編を読んだ後で読むのが絶対によろしい。

大変気楽に世界を旅できる。

こんな本を読んだ 辺境・近境



村上春樹氏の紀行本だ。

イースト・ハンプトン
無人島・からす島
メキシコ
讃岐・うどん紀行
ノモンハン
アメリカ大陸
神戸

行き先が多岐にわたり、すごく面白い。
相変わらずの安西氏の絵が鼻につくが、写真も多いし、楽しめる。

こんな本を読んだ 海辺のカフカ



古いベストセラーだがはじめて読んだ。
この奇想天外な物語を一言で説明することはとてもできない。

15歳の田村カフカ君が、家出をして四国にある図書館に潜り込む、その間にもあらゆる登場人物たちが細かい布線をあちらこちらに引きながら、物語の最終章に向かって突き進む。
とにかく登場人物たちが魅力的だ。
さくらさん、大島さん、佐伯さん、ナカタさん、ジョニー・ウォーカー、星野さん。。。

途中途中に深い形而上的警句が、サラっと出てくる。
村上節満載である。

こりゃ、確かにベストセラーになるわな。

こんな本を読んだ おおきなかぶ、むずかしいアボカド



最近、村上春樹を集中して読んでいる。

こちらの本は、「村上ラヂオ」の続編、と言っても別に物語ではなく、大橋歩氏画によるエッセイで、10年前にもマガジンハウスから出版されたものの「2」である。
10年ぶりの「村上ラヂオ」ということで話題になっている(いるよな?)。

実にどうでもいいような(失礼!)エピソードと心がほっとする大橋氏の絵に癒される。
買いである。
いずれ文庫本が出るだろうが、単行本の方がいい。
理由:大橋氏の画は大きいので見たいから。

2011年9月6日火曜日

こんな本を読んだ 期間限定の思想



内田樹本、「おじさん」的思考の2である。
例によって、ブログの論が中心であるが、いやいや、面白い。
帯にこの本の全てが凝縮されているように思う。
曰く

先生、若いヤツらにひとつガツンとお願いしますよ!
「正しいおじさん」が日本を掬う!成熟した大人である「ウチダ先生」が、現代思想の知見をふまえ、「仮想女子大生」を相手に大人になるための説教十一番勝負。
大人になりたかったらこの本を読め。

でも子供が買うには、ちと高いな。

こんな本を読んだ 武道的思考





内田樹氏の「武道」の本だが、例によって、内容はかなり多岐に渡る。
しかし、軸は「武道的にふるまう」ことである。
あとがきにあるが、「武道の目的は、端的に「生き延びる」ことです。」ということを頭に入れてから、読むとよろしいかもしれない。
まぁ、そんなこと頭に入れなくても「ものすごく面白い」から大丈夫だけど。

一気に読みきるのがもったいなくて、ちびっとずつ読んだ。
。。。しかし、よくこんなに幅広い内容を面白おかしく書けるよな。

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