2011年9月7日水曜日

こんな本を読んだ エネルギー論争の盲点



この本は今、必読の一冊だと思う。

副題が「天然ガスと分散化が日本を救う」である。

エネルギーの歴史(100ページほどにまとめられている。すごい)があり、脱原発でも反原発でも親原発でもなく、自然エネルギー推進でもなく、天然ガス万歳!でもない。
「全部使わなきゃ」である。

白か黒かだけで今の日本のエネルギーを語るべきではないと、一本筋が通っており、もちろん副題の通り、天然ガス利用に焦点は当てられてはいるが、その欠点もきちんと論じている。
僕達が「こうだ」と思っている(もしくは信じている)ことを、「ちょっと違うんですよ」と親切に教えてくれる。

こうする方がいいんだけど、こういうよくない点もあるんです、とキチンと両面を見せてくれている点がよろしいと思う。

買いだ。

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