2012年3月17日土曜日

こんな本を読んだ 呪いの時代



内田センセの本である。
最新の著書だと思ってたら、他にも出ていた、いつも通り(笑)。
出し過ぎではないのかとも思うが、我が国が内田センセの本を読みたい、その考えを聞いてみたいと思っている証拠である。
内田センセの本を読むと、「怒らないでもうちょっと生きていこう」って思うもんね。



この人の本を読むといつも、「あっ、これ俺が言いたかったことだ」と思う。
この人の本を読むといつも、「あっ、この人、俺と同じ感性だ」と思う。


内田センセは自分の発表したものの転記・引用を全てOKとしている。
「自分の考え」として発表しても構わないとまで言っている。


この「呪いの時代」も、良さを書き記すには全編を書き写さなければならない。



特に、と言われれば、第10章荒ぶる神を鎮める、と第11章戦争世代と科学についてが読ませる。
第10章は東日本大震災に関する話で、第11章は師匠に送ったラブレターである。

とっても面白い本なので、ぜひご購入ください。

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