2012年2月22日水曜日

体で考えるということ



読んだ。

日々、運動を心がけている人間にとって、この本は必ずどこかでぶつかる本だろう。
僕の場合は、「ランの雑誌で見かけた」+「とにかく内田樹の本は全部読むんだよね」である。

毎日毎日、運動は欠かさない。
ラン(約6分で1km)を中心に考えているが、仕事もあるし、そうそう毎日20kmも30kmも走れない。
頑張って15kmである。
通常は10kmランを目安にしているが、なに、目安にしてるだけだし、誰も「今日は走ってないじゃないか!」などと言わないので、ウォーキング(約8分で1km)に切り替えることもしばしばだし、サイクリング(約3.5分で1km)にしてしまうこともある。
ひどい時には、室内で腕立て50回とかでお茶をにごす。
でも、約1年、これを繰り返したおかげで、基礎代謝ができたのだろう、少々の暴飲暴食はまったく体重増に影響しなくなった。
やはり、「時間をかける」ことが重要なポイントだと思われる。
しかし、寄る年波には勝てず、あちこち痛い。
今53歳なので、後25年は走り続けたいと思っているのだが、体は丁寧にメンテしていきたい。



対談集である。
内田樹センセとヨーガ行者の成瀬雅春氏の対談集である。
空中浮遊などということを、まことしやかに語るので怪しげな本であるかと思ってしまうが、ずぇんずぇん違うので安心して買って読んで欲しい。
深く深く、「考える」事請け合いである。

最後の成瀬氏のあとがきに、サラリと「身体で考えるとは」が語られている。
引用する。

。。。つまり、「身体で考える」とは、自分の持つありったけの総力を駆使して、ものごとを熟考するということなのです。

深い。。。

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