2011年12月7日水曜日

こんな本を読んだ 1Q84



4日間で2000ページくらい本を読んだ。
「スティーブ・ジョブズⅡ」とこの(今更)「1Q84」である。

村上春樹の本そうとう読んでいるつもりだが、これはまだ読んでなかったので、ちょっと集中して読み込んだ。
「今更」のベストセラー読みで、BOOK3まで出揃っているから、「早く次出ないかな」と思わなくてすむのもよろしい。



長い物語だ。
本人がどこかに書いていたが、まぁ、ノー天気な物語だ。
青豆と天吾の物語が平行して進んでいく。
ハードボイルド・ワンダーランドと同じだ。
ワンダーランドを読んだ時は、深く心に残るものがあったが、1Q84にはそれはない。
最終ページを読んで、「えっ?これで終わり?」と思ったくらいだ。

しかし、この本を批判する人はとても多いようだが、僕には面白い。
圧倒的に面白い。
そして、謎解きも含めて、その物語の圧倒的な長さが好きだ。
多分だけど、村上春樹が長距離ランナーであることと僕自身も(村上氏ほどではないにせよ)毎日の様に10km近く走るランナーであることが関係しているような気がする。
関係ないかな?



きっとしばらく経ったら、また読みなおすような気がする。
でも、「羊をめぐる冒険」ほどの愛着は今のところないけどね。

0 件のコメント:

ページビューの合計