2011年5月17日火曜日

こんな本を読んだ 世にも美しい数学入門



子供の頃、正確には小学校から高校2年生くらいまでは数学が大好きだった。
「スキっと答えが出るのが好きだった」と、多くの人が数学好きの理由を述べるが僕はそうではない。
答えがパチッと一つだけ出るのが、何とも胡散臭かった。
ただただ、「計算をしているのが面白かった」のだ。
正直、「美しい」などと言う言葉で数学を考えたことはない。
しかし、この本を読むと、「美しい」と思っていたんだろうな、と言うことが分かる。

藤原正彦氏は、「すぐに世の中の何かに役立たないから数学なのだ」と、凡人には言えないようなことをサラッという。
ふ~ん。



たくさんの数学の定理や不思議な数や解かれていない(証明されていない)問題が出てくる。

例えば、友愛数。
220と284。
自分自身を除いた全ての約数を全部足すとそれぞれ284と220になる。

例えば、完全数。
6とか28。
約数を全部足すと自分自身になる。

例えば、「醜い定理」。
153、370、371、407。
1以外の数で、各桁の数字の3乗を足すと元に戻る。

例えば、円周角の性質。
一つの弧に対する円周角の大きさはすべて等しい。

例えば、ゴールドバッハの問題。
6以上の偶数はすべて二つの素数の和で表すことができる。

。。。なんかワクワクしません?
あっ、しませんか、ごめんなさい。

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