2011年5月10日火曜日

こんな本を読んだ 映画の構造分析



内田氏の思惑通り、大人買いを計画している。
そう、映画のDVDである。
「買ってこようっと ♡」だけで10本は行く。
そうだ、映画観よう!と思う。
仕事をやめて、今、お仕事は1本だけ(これがなかなか厳しいが)なので、時間は売るほどある。



内田樹強化月間の一冊、映画を通して、現代思想のフレームを解説している本だが、いやぁ、面白い。
夢中で読んでしまう。
思いもつかなかったことをきっちし、「構造化」して解説してくれる。
※まあ、だからこそ、お金を出してこの本を買ったんだけど。
文庫なので、1000円もしないので、買ってください。

大好きな大好きな大好きな「大脱走」の分析が秀逸である。
登場人物をこんな風に分類して観たことなかった。
そういや、女性が全然出てこない。
この映画の監督の前作とかぶる主要主人公達の扱いとか考えたこともなかった。
なるほどこんな見方・構造化の方法があるのか、と思う。
使っていなかった脳の(どこか分からないけど)部分が刺激されているのを感じる。
※無論、再度DVDを見直しましたよ。

小津から西部劇からSFからチャップリンまで、観なきゃいけない(観たい!)映画が沢山出てきた。
んもう、どうしよう!

なお、映画もさることながら、どうせ分かりゃなしないが、フランス(に限らず)現代思想・哲学の巨人たちの事を知りたいと思う。
ラカンだのストロースだのフーコーだのバルトだの。
どうせ分かりゃしないけど、日本語に訳されているのを買ってきて読もうかな、と思う。
そうだ、全然関係ないけど、数学もちょっと勉強したいな。

果てしなく暇な訳ではないんだけど、ちょっと知りたいことを確認するだけでも結構膨大な時間とお金が必要だ。
Webでちょいちょいと出てくる「情報」とは違うんだよね。
うん、忙しいな。
おっと、その前に、らっきょうを漬けなきゃ。

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