2011年5月10日火曜日

Walking Man Ⅱ ~ 高尾山一人散策

昨日は、一人で高尾山に行ってきた。
そう、一人である。
午前中に、自動車税やら固定資産税やら、一体何に使われているのか分からない税金を支払ってから電車で向かう。


町田から横浜線に乗り、八王子に向かう。
快速で快調に進む。
座れるほど空いてはいなかったが、まぁ、ガラガラと言ってよいだろう。
八王子から中央線に乗り換え二駅、高尾駅に着く。
中央線はガラガラだ。
京王線に乗り換え、高尾山口駅に着く。
京王線もガラガラだ。
ここまで、約40分くらいだ。

まずは腹ごしらえということで、高尾山に来たらここ!の高橋家に入る。
駅からの参道を抜けた最初の右側のお店だ。


さすが平日、混んでいない。
でも空いてもいない。
すぐに座れた。
今日は、最近凝っているせいろである。
※漢字で書くと、蒸篭である。
しかも、大盛りである。
せいろ650円、大盛り150円増しである。
蕎麦が冷たくて、やや固めで実にうまい。
お蕎麦の香りがする。
休むことなく、「もり」の状態で食べ進める。
せいろは、蕎麦の塊の一番上を数本ずつ掬っていけば綺麗に取れる。
大量に掴んでしまうと、汁にどっぷりつけなくてはならなくなってしまうので、よろしくない。
※もっとも、汁が薄かったらその限りではない。「いきなり」がよろしくないと言っているのである。

最後の二口くらいになったら、テーブルに置いてある「海苔」をのせ「ざる」にして食べる。
最初から海苔を振ってしまうと、海苔の風味と味が勝ってしまうので、お蕎麦本来の味と香りを味わうことができないのでそうしている。
なお、そのテーブルの最初の客だったらしく、山葵(ここは山葵はテーブルに、竹の容器に入っておいてある)が摺りたてのものが手付かずでこんもり容器に入っていた。
嬉しい。
ちょびっとづつ二回に分けて汁に溶かしていただく。
最後に、そば湯を頼むと、熱々のを持ってきてくれる。
全部飲み干し、満足である。
ご自由にどうぞのそば茶もいける。
大満足でお店を出る。
震災義援金の箱がレジ隣にあったので、いつものように、財布の小銭を全て入れる。





店を出ると直ぐ目の前がロープウェイの入り口だ。
今日は6号路を目指すので、ここはスルーして左の道を入る。
パラパラと人がいる。
平日なのに皆なんで高尾山なんか登るんだろう。
って、人のことは言えないけど。
でも、僕は目的がある。
そう、「頭の中を空っぽにする」ことである。


6号路を出発してすぐ左脇に、小川が流れている。
このあたりはまだ坂が緩やかで、油断する。


このあたりから一気に山道に入る。





アヤメ科のシャガである。
至る所に群生していた。
美しい花だ。






大山橋である。
橋といっても2歩で渡れてしまう。
このあたりまでで、既に大汗である。
足も既に痛い。
しかし、ここからいよいよ湿地帯に入る。
しかも急坂である。
滑って転ばないように気を付けないといけない。





湿地帯を何とか抜け、大きく右に曲がると、歩きやすい道に出る。
歩きやすいけれど、ここからの急な木の階段が、超難関である。




全力で登り切る。
山頂だ。
6号路から登ると、薬王院とかはストっばしていきなり山頂に来ることができる。
無論薬王院は帰りによるわけだ。



既に頭の中は空っぽである。
間抜けなことに飲み物を何も持たずに来たので、喉もカラカラである。
山頂で水(冷たいイロハス、200円なり)を買い、半分ほど飲み、息を整え、今度は下りである。






薬王院が続く。
いつ来ても、上の方から天狗に見られているような気がする。
身が引き締まる。














薬王院を抜け、1号路方面に向かう。







リフト乗り場まで来た。
ここを左に曲がる。
すると、信じられないくらい急なアスファルトの下り坂が続く。
間違いなく、登りよりきつい。
足が、特に脛のあたりがものすごく痛い。
これが約30分以上続く。
時々水を飲みながら、休まず突き進む。
何も考えることができない。


金比羅方面から一気に降りる。



ヘロヘロで高尾山口駅に到着する。
約3時間ほどのWalkingだったが、合計休憩時間は多分5分くらいである。
さすがに疲れた。
来た通りの電車で帰る。

非常に満足な一人Walking(っていうよりHikingか?)であった。
一人稲村ヶ崎は既に経験しているので、次は、一人江ノ島である。

あっ、勿論ちゃんと仕事はしますです、はい。

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