2010年3月17日水曜日

こんな本を読んだ 悩む力


話題(だった)の本を読んでみた。
現代を代表する政治学者姜尚中氏の新書だ。
漱石とウェーバーの言葉や著作を随所に例記し、「悩み」について、「現代」を取り込んだ中々面白い本だ。
終章が荒唐無稽すぎて、この本全体をぶち壊してしまっているが、他の章は大丈夫、十分面白い。
買って読んで損はないだろう。
そもそも夏目漱石が「大大大」好きなので、例記の部分を読むだけで、何だか嬉しい。
「ほぉ、こんな考え方もあるんだぁ。」と思う。
「感心」したりはしない、ただ「思う」だけだ。
僕には僕の考え方があるので、当然。
でも、他の人が同じ作品を読んで、どう感じたかを知るのは面白い。
で、お勧め。
「買って」読んだほうがいい。
まぁ、姜尚中氏がこのブログを読むわけもないし、宣伝しても仕方ないのだが。

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