本田直之氏の最新刊、レバレッジマネジメントを読んだ。
経営戦略本で、会社を発展させていくためにどこにレバレッジ(てこ)をかけるかを 「こういうことをしていますか?」 と 「こういうことはしてはいけませんがしていないですか?」 と問いかけ解説している。
本田氏の本のよいところは、様々な本や人の言葉や、意外な数字の情報や知らなかった(知っておくべき)知識がさりげなく載っている点である。
そのようなもの(=ネットで調べれば分かること)は、さほどの価値はないはずのだが、 「まとまっている」と案外心に残る。
例えば、
①日本の企業の数・・・430万・・・そういや知らなかった。
②ピーター・ドラッカー氏・・・「忙しい人たちはやめても問題のない仕事をいかに多くやっているかは驚くべきことである」・・・確かに。
③リクルートの平尾勇司氏・・・「最小の努力で最大の成果の出る仕組みを作って、最大の努力を要望するのがマネジメントの役割である」・・・なるほど。
④マクドナルド藤田田氏・・・「トップたるものの知識と経験は「決断」するためにある」・・・これは知っていた。トップでなくても、マネジメントって 「決める」 ことです。
⑤ファーストリテイリング柳井正氏・・・「計画完了後の自分の姿を予想するのが計画」・・・なるほど。
⑥松下幸之助・・・「うまくいく秘訣はうまくいくまでやり続けること」・・・さよでっか。
⑦カラーバス効果・・・知らなかったかも。
⑧胡雪岩・・・「真不二価」(品質を重視し、値引きはしない)・・・確かに安易な値引きは絶対にいけない。
⑨20(ポジティブ):60(普通):20(ネガティブ)の法則・・・組織は必ずこの比率のグループになる・・・そうかも。
この本の本質とは、あまり関係ないが。。。
経営戦略・マネジメント関連の初心者なら、この本より 「経営者の条件」 の方をおすすめする。
※そういや最近このカバーになったが、前の方がよかったな。。。
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