2012年4月11日水曜日

こんな本を読んだ 3.11複合被災



岩波新書の話題の3.11全体像を表す好著である。

10年後にあの天災は何だったのか、私たちはどう対応したのか、を振り返る一冊にしたいという願いのもとに書かれている。

3.11に関する書籍には、「俺こそが正しい」的な批評が多く(読むに耐えない)、なかなかその本を褒めるのは難しいが、この本は、(公的な資料ベースの話が多いが)本人が現地に行って生々しいルポもあり、大変面白く、襟を正すことができる。
毎年読み返したいね。

お勧めです。


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