2011年12月31日土曜日

こんな本を読んだ 門



10日もブログを更新していなかった。
毎日、TwitterやFacebookや自分のHPやお客様のHPを更新しているので余り怠っている感覚はないのだが、10日は長すぎると思う。
ブログとTwitterやFacebookとの「使い分け」について、内田樹氏が示唆に富むブログを公開している。面白いと思う。



2011年もいよいよ押し迫り、明日は大晦日である。
クリスマス(があったことを大半の人が忘れているのではないだろうか?今週の日曜はクリスマスだったんですよ(誰にともなく))以降、我が国は一気にお正月に向けて慌ただしくなる。
無駄に慌ただしくなる。
何でもいいから、とにかく年内に!である。

大掃除とかいい例であると思うが、「年に一度の大掃除、お家をきれいにしましょう!」とか言われると、「はぁ?」と思う。
皆、そんなに普段掃除をしないのだろうか?
我が家は、僕がサラリーマンをしていた時代も含めて、常にきれいであった。
毎日、必ず、徹底的に掃除機をかける。
クイックルワイパーを駆使して、家中拭きまくる。
毎日である。
休日も、「汚れてるな。」と思えば、窓も拭くし、サッシのデコボコのところも拭くし、照明器具も綺麗に洗うし、網戸も洗うし、部屋の隅を(家具をどかして)掃除するし、月一くらいで不要な大きなものを捨ててきた。
ダスキンの小さなモップをレンタルしているが、返す時は、窓から壁からベランダの床から玄関の床から共有部分の床まで拭いて拭いて拭きまくって、真っ黒にして返す。家中、ピッカピカである。
つまり、大掃除なんかしなくても、いつもきれいだ。
普段、まめに掃除をしていない家は、大掃除を終えた翌々日くらいにはもう家の隅にホコリがたまってるんじゃないのか?



ところで、年末に近づくと、この漱石三部作の最終巻「門」を読みたくなる。
「三四郎」、「それから」の内容を思い出しながら、宗助と御米の生活に感情移入する。
大いに満足して読み終えた後、大嫌いな評論家、柄谷行人氏の解説を腹を立てながら読むのも年末ならではで、なかなかよろしい。

しかし、ここのところ年をとったのか、文庫が厳しい。
小さい字が読みにくい。
まぁ、それを理由に、「ここ、丁寧に読みたくない」所をすっ飛ばして読む、いい口実にもなっているのだが。

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