2011年2月10日木曜日

八百長相撲

八百屋の長兵衛さんが相撲取りと将棋を指したときにわざと負けたことに由来するらしい。



大相撲の八百長が話題だ。

以下、正論だと信じている。

1.相撲に限らず、状況(相手と自分の立場)に応じて、力の加減は無意識に出ると思われる。コンピュータじゃないんだから、自分が勝ち越していて、相手がこの一番で勝ち越せるかどうかで相手の生活が変わってしまうかもしれない状況なら、どんなにガチンコ勝負を信条にしていても「母親を殺した相手と戦う!」気迫は出ないと思われる。手を抜かないにしても、「自然に」力が抜けることもあるかもしれないことは想像がつく。

2.プロ野球でも同じだ。優勝が決まった後の、個人成績に的を絞った観客無視の敬遠とか、今度の相撲の八百長と何が違うんだよと思う。

3.今回の問題点は、上記のようなことが自然に起こってしまうことは誰でも分かっているけど、それを「対戦相手と確認しちゃだめだよな」というただ一点である。

4.理事長が「昔は八百長なんかなかった」と言っていたが、八百長がなかったのではなく、対戦相手と確認し合うようなことはなかったはずだ、が正しい。



全関取に聞き取り調査をしているようだが、そういう意味(上記1.)で、「八百長したか?」」と言われたら、全力士「はい」のはずである。それは、人として恥ずかしくない行為である。

問題は3.だけである。
対戦相手と確認して、勝負をコントロールした力士だけ、衆目の中、お詫びさせればよろしい。

場所を開催しないことで、どれだけの金銭的影響が出るのか、もう少し考えて欲しい。

相撲は国技ではないので(正式に決まってないですよね?)、もっとおおらかな判断が欲しい。

僕たちは、NHKで不毛な党首討論(悪いけど各党共党首はまともに見える、一挙手一投足にでかい声を出し頷く(国民に選ばれた)各党の議員はまともに見えない、党首討論を間近に見てる間にやることは他に山のようにあるはずである、恥を知れと思う)とか見たいわけではなく、大男たちが真剣に・しかし人情あふれる(七勝七敗の力士と八勝六敗の力士の対戦で七勝七敗の力士の勝利が高いとかいうくだらん解説を無視した)取り組みを見たいと思うだけだ。

最も、今回話題になっている「やってしまった」力士たち、悪いけど今度の事件で初めてその名前を知った。
白鵬は知っていても、清瀬なんとかとか知らね。
皆さん、知ってましたか?



え~っと、言いたかったことは、細かいことはいいから、日本を元気にするために「あいつが悪い」だけ言い合うのはやめましょうよ、いや、悪いことしたら反省して欲しいけど、である。

以上、正論でなかったらごめんさない。

。。。大相撲、観たいな。

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