2010年11月7日日曜日

こんな本を読んだ 子どもは判ってくれない

子どもは判ってくれない

子どもは判ってくれない

価格:660円(税込、送料別)


内田樹氏は教育論も出版しているので、その手の話かと思って手に取ると全然違う。
ブログで展開された「大人ってこんなこと考えて、こんなことするんです」に加筆されたワクワクドキドキの話が縦横無尽に内田ワールドとして紡ぎだされていく。
読み進めるのがもったいないくらいだ。

相変わらず、瞬きせずに読まずにいられない。
「むむむむ」箇所を全部書いてたら、全て書き写さなければならないので2か所だけ。


p.124 「自立というのは、ある意味では単純なことだ。それは要するに「バカな他人にこき使われないですむ」ことである。」

p.304 「多くの人が勘違いしているが、人間の価値は、その人にどれほどの能力があるかで査定されているのではない。その人の「替え」がどれほど得難いかを基準に査定されているのである。」

むむむむ。

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