2010年6月14日月曜日

こんな本を読んだ 人が壊れてゆく職場



副題が「自分を守るために何が必要か」だ。
自身に経験がないので、実感を持って読むことが出来ないのだが、現代の労働現場で本当に起こっていること、理不尽な会社の対応が具に記されている。
弁護士の方の筆とは思えない、臨場感と説得力のある文章だ。
人が人を虐げ、家族を含む生活を積極的に壊し、会社を守ろうとするその姿勢に愕然とする。
マクドナルド、すき屋など、よく知る企業の具体的な話もあり、一気に読ませる。
本でもテレビでも映画でも、つらい話や嫌な話、痛い話は嫌いで避けているのだが、この本は大丈夫、だって、働く人にいつ起こるかわからない具体的な話だもの。
普通に生きていくために知っておかなければならない知識を得ることが出来る。
全ての働く人は読んだ方がよいだろう。

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