副題が 「カラオケ資本主義」を超えて である。
英語は、KARAOKE CAPITALISM Management for Mankid である。
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序文にあるが、この本は、 「大勢の人を惹きつけようと意識してマイクを握り、声を張り上げる準備のできている人のため」 に書かれたものだ。
個性を知り、それを発揮することを強力に推奨する。
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訳者あとがきによると、著者の二人は、 「スキンヘッドに黒の革ジャン、黒のレザーパンツ、自分たちの授業や講演会をさながらロックバンドのコンサートのように ギグ と呼ぶ」 そうだ。
前著 「ファンキービジネス」 も読んでみたくなる。
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要するに、個人が力をつけよ、と説く。
非常にうまい運びで、様々な警句やアドバイス、考えさせられる言葉、衝撃の事実がある。
曰く、
人は変化を好まないのではなく、自分が変えられることを嫌うのだ。
地球に住む人間の半分は、一度も電話をかけたことがない。
十八ヶ月ごとにチップの集積度は倍になる(これに応じてコンピューティングパワーも倍になる)がコストは変わらない・・・ゴードン・ムーアのムーアの定理
ネットワークの価値は、それを使う人数の二乗に比例する・・・スリーコム創立者ロバート目とカーフの「メトカーフの定理
スー・インディアンの言葉 「死んでいる馬に乗っていることが分かったら、一番よいのは、その馬から降りることだ。」
さぁ、才能に目覚めよう の著者の言葉
1.学習さえすれば、我々はほとんど全ての分野において、有能な人間になれる
2.最も苦手とする分野にこそ、最も大きな成長の余地がある
組織のいわゆる底辺にいる人は、トップに君臨している者よりも何が起きているかをよく知っている
バートランド・ラッセル・・・新しい考えに対する抵抗は、その重要性の二乗に比例する
アインシュタイン・・・私が成功したのは、私の頭がいいからではなく、長い間一つの問題に取り組んだからだ
信用は非常にデリケートな花のようなものだ。それも、花が咲くまでに長い時間がかかりそして簡単に散ってしまうものだ
技術は、人の愚かさを軽減するものではない。人が愚かになるスピードを速めるものだ
他人をコピーするのはソリューションでもなんでもない
カルロス・ゴーン・・・誰もがしていることをすることで、個性を築き上げることはできない
。。。などなど、ドッグイヤーだらけだ。
PHP発行で、大前研一氏推奨だ。
PHPが嫌いだろうが、大前氏を嫌いだろうが、お勧めする。
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