2009年3月22日日曜日

南大沢とNEWYORKERとヤミクロと

昨日は珍しく家族全員で、南大沢のアウトレットモールに行った。
前回妻と行って、何も買わずに600円も駐車場料金を払って怒っていたのだが、次男の 「NIKEのウェアを買いたい。」 とのご希望+長男の 「ジーンズと長袖シャツが欲しい。」 とのご希望を叶えるためだ。
給料日前、しかも来年度の学費支払いが目前に迫った 「銭なし3連休」 の中日にそんなこと言わないで欲しいが、仕方ない。

町田街道は激込みだったので、いつも通り、桜美林大学を横目に細い道をかっ飛ばし、今日はらくらく駐車である。
昼前に行ったのが正解だったようだ。

首都大学東京である。
次男に、ここに受かったらバイクを買ってやるからバイクで通ってよい、というと俄然乗り気になったようだ。











モール前の菜の花がきれいだ。
春だ。











お昼は、バーミヤンにした。
僕は、ランチメニュー。
写真のものに、スープ飲み放題で500円台は安い。
スープを5回お代わりしたら、妻にたしなめられた。
口のきれいな長男・次男は、自分の分を食べ終えると、残った餃子とかには全く興味を示さない。
意地汚い自分の子か?と思う。











バーミヤンを出たところから鳥の巣のような建物を撮った。











モールでは、結局次男は何も買わず、長男はジーンズと白い長袖のシャツ、僕はNEWYORKERでネクタイなどを購入した。
ネクタイは、13,500円のものが、3,000円だ。
どうだろう?











帰宅後、次男と町田に繰り出し、NIKEもろもろを見て歩いたが、ご希望のものが見当たらず、結局ユニクロで色々購入だ。
こだわる次男にしては、さくっと選んでいた。

しかしやはり、安い。
昔、ユニクロがなかった時には、どうしていたのだろうと改めて思う。
「気軽に服を買う」 ということはなかったはずだ。

ところで、村上春樹ファンなら、ユニクロといわれるとヤミクロを思い出さないだろうか。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」 に登場する、東京の地下世界を支配している小さな生き物でうじゃううじゃいる。
僕のイメージはカピバラだ。
これが、地下の暗闇にうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ。。。。









僕はこの本を、ハードカバーで購入した。
カバーを剥ぐと、ショッキングピンクの装丁だった。
持ち歩いて読むのが恥ずかしかったことを思い出す。

二つの世界の物語が交互に進む、村上ワールド全開の傑作だ。
二つの世界の物語の、どちらも最後の章に猛烈に感動したことを覚えている。
何とも言えない脱力感と充実感が交錯して激しく疲労する小説だ。
でも、心地よい疲労だ。

 

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