2009年3月29日日曜日

「クラウドソーシング」 を読んだ


Amazon.com2007年ベストビジネス書に選出された本書は、著者が4,000名だ。
関わった人々の名前が、表表紙の裏、裏表紙の前に小さな文字でびっちり印刷されている。
模様のようだ。
なかなかインパクトのある装丁である。


クラウドソーシング、 「インターネット等を通じ、社外の不特定多数の人々に対して会うとソーショングを行うこと。知的生産力やコンテンツなどを、多数の人々から調達・集約し、事業成果を得ることを目的にしている。」

数十万あるいは数百万の人々の力を借りて、ビジネスを推進していくのだ。
キーワードは 「個人」 「開放」 「コミュニティ」 だろう。
いまや、 「開かれた」 場に、 「全てを公開」 し、 楽しむ 「個人」 に 「コミュニティ」 に参加してもらうことが、勝者になる条件であるところまで来ているようだ。

単に、開放するだけでも駄目で、失敗例もきちんと書かれている。

教育というビジネスにおいても有効な考え方だと思う。
誰しも長期間に渡り教育を受けており、その隠れたノウハウは相当な量と質が期待されるだろう。
まずは、このブログで始めてみようかと思う。


なお、事例で満載の本書は、全頁に、そのページのキーワードに関連する写真が必ず載っている。
飽きない。
但し、左扉で、横書きには、少し違和感を感じるかもしれない。

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