生きていて楽しいのか？ねぇ、パパ？

出社して、帰ってくる。

その過程の話だ。

ちなみに、はじめに言っておくが、自分は毎日元気でアグレッシブだ。

地球の温暖化まで考えて行動している。

※こうすればよい→背筋を伸ばして生きる。

毎日何らかの不愉快な光景に出くわす。

50歳代の人は50歳代の人が目に入るのだそうだ。

そうかもしれない。

若者・子供・お年寄りの方が、確かに目に入らない。

同年代（らしい）で独り言を言う人がやたらに目立つ。

毎日数人は出会う。

ほとんどのケースは　「何かに怒っている」　パターンだ。

とにかく　「自分以外がみんな悪い」　らしい。

生きていて楽しいのだろうか、と思ってしまう。

同年代のサラリーマンは貧しい身なりが多い。

「貧乏」　ということではなく、　「自分に誇りがない格好」　だ。

上着は毛玉だらけだ。

気にならないのか？

パンツは、膝が出て、折り目は全くない。

プレッサーはないのか？

靴は、踵が完全にすり切れ、埃がかぶっている。

ビジネスシューズって2足以上もって毎日換えるんぢゃないの？

鞄が安物だ。安いがでかい。

読みもしない日経が無造作にささっている。

表情に生気が全くない。

生きていて楽しいのだろうか？

毎日ロマンスカーに乗っているが、ロマンスカーの乗客たちは逆の意味で貧しい。

お年寄りに多いが、きちんとした身なりだが、ずっと指で窓をたたいていたり、小さな声でぶつぶつ何かを言っていたり、大きな声で隣のお年寄りと話をしていたりする。

顔をのぞき込むと、目が遠くを見ている。

誰にともなく　「文句あんのか？」　と言っているようだ。

長く生きているようだが、今楽しいか？と聞いてみたい。

馬鹿でもいいではないか。

どうせ、100年も生きられない。

迷惑をかけず、自分の子供を含む未来のために頑張って生きよう。

その点、この方はさすがである。

主題歌から、自分より年下であることが判明しているので、余計に　「さすが」　である。

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