第6弾である。
ダニエル・ピンク氏による、世界230万部突破のベストセラーだそうだ。
大前研一氏の訳で、 「これからの日本人にとって必読の教則本」 とのこと。
「ハイコンセプトの時代」 つまり 今は、 「新しいことを考え出す人の時代」 なのだ。
全部読むと分かるが、 「確かにそうだろう。」 と頭を垂れるしかないが、その前に、 「やる気」 が出てくる。
大前研一氏の書籍は全てそうだが、読み終わった食後、 「ぉおーっし!」 と思う。
読んだ方がいい。
若干分厚い本だが、構成は分かりやすい。
①右脳タイプでいこう→ベートーベンでなくモーツァルトでいこう、である。よく分かる。
②3つの危機があるから抜けだそう。→これも分かりやすい。こういうことである。
問1:この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
問2:この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
※「速く」 を 「早く」 にしても同じかも。
問3:自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
③六つのセンスが無いとこれからは生き残れない
1:「機能」 だけでなく 「デザイン」
2:「議論」 よりは 「物語」
3:「個別」 よりも 「全体の調和(シンフォニー)」
4:「論理」 ではなく 「共感」
5:「まじめ」 だけでなく 「遊び心」
6:「モノ」 よりも 「生きがい」
生き残れないと困るので、読んで欲しい。
硬くない、面白い本である。
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