将棋の羽生名人と勝間和代さんの対談がUpされていました。
以下のやり取りが、示唆に富んでいて貴重な言葉のやり取りだと思いました。
【羽生】気をつけなければならないのは、状況が厳しい時は、すぐに結果を求めてしまいがちになることです。将棋の世界でも、今白星が欲しいと思うと、勝つ可能性が高いほうに行ってしまう。
リスクの高い何かをやるのではなく、安全策を取る。学べば学ぶほど、知れば知るほど、うまくいかなかったときが頭をよぎり、自然にアクセルを踏まずにブレーキを踏んでしまう。しかし、成長するためには意識的にかなり強めにアクセルを踏み続けるぐらいの感じでちょうどいいのかもしれない。
--萎縮(いしゅく)してはいけない
【勝間】そうです。それから、長期的な視点を持つ必要がある。例えば、私たちは政治家に即効性のあるものばっかり求めて、即効性のあることをやった政治家だけ当選させる。政治家だって当然、即効性のあることだけしたくなりますよ。
しかし、それでは何の根本解決にも至らない。だから、長期的な視点を持つ必要があって、そのために私たちはもっと、もっと勉強しなければいけない。
--子供も大人も勉強しなければ。さて、今年はどんな年になるのでしょうか
【勝間】いろんなものの仕組みの見直しが入ると思います。貧困や教育対策とかを含めて、結局どういう社会を私たちが作らなければいけないのか、家庭と企業のバランスの取り方などに抜本的な見直しが入る年だと思います。
【羽生】ものすごい激動の年になると思っています。しかし、何が起ころうとも、どんなことに出会っても、自分自身をブレずにきちんと持ち続けていこうと思っています。それから、自然体だとどうしても手堅く行きたくなってしまうので、意図的にアクセルを踏みたい。
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