2011年11月4日金曜日

走り続ける


iPhone4を左手に持って、相模原市と町田市を隔てる境川を走る。
毎日のように走る。
今日は「走りたくないなぁ」という時は「歩く」。
全力で歩く。
やはり、毎日のように10kmも走ると、人間性が変わってくるような気がする。

満員電車に揺られ往復2時間近くもギュウギュウの小田急線で新宿まで行って、大して歩きもしないのにお腹一杯お昼ごはんを食べて(しかも、今考えると油だらけの昼食だ)、お付き合いで夜飲みに行ったりしていた頃と比べると雲泥の差である。
ジョブズ氏ではないが、何だか禅のように「浄化」されていくような気がする。
はっきり言って、ものすごく体調がよろしい。


家から1分で川沿いに着くので、いつもそこから左に行くか、右に行くか決める。
左に行くと最終的に高尾山に出る。
右に行くと最終的に江の島に出る。
まぁ、いつも10km程度なので、最後のところまでは行かないけど、「高尾山に向かってんだな」「江の島に向かってんだな」と思うと気合も入る。

ランの魅力は、村上春樹氏の著書や、最近は結構雑誌も充実しているので、そちらに譲るが、とにかく「走った後が楽しい」に尽きる。
ランの最中は特に感情はない。
いつも、AppStoreでダウンロードしたRunKeeperで、時間・距離などをチラチラ見ながらのんびり走る。
走り終わると、軽くストレッチをして(これをしないとえらいことになる、体が固まって翌日何も出来ない)、シャワーを浴びる。
水を一杯だけのむ(夏は塩分補給の意味もあってスポーツドリンク)。
小確幸である。


僕が走る川沿いは、箱根駅伝の常連・青山学院の陸上部の方も(僕の3倍~5倍のスピードで)走っているし、(最近は見ないけど)片山右京氏とかも走ってるし、なかなか素敵なコースである。
噂では土佐礼子さんとかも走っていたらしい。

平日だろうが、朝だろうが、夕方だろうが、晴れていようが、雨だろうが、必ず誰か走っている。
サイクリングの方も多い。
サイクリングの方は、いつ見ても重装備だ。
どこまで走るんだろう。

日常のいろんなシーンを見ることも多い。
先日は、犬を散歩させている「初老のおばさん」に、車で家に帰ってきた「小太りの茶髪若おばさん」が怒鳴りつけてるシーンを目撃した。
桜美林の近くである。

どうも、自分の家の塀に犬が小便をしたらしい。
「初老のおばさん」も素直に「ごめんなさい」と謝ればいいのに、「あら、気づかなかったわ」などと言うものだから、「茶髪小太りヤンキーおばさん」が「そんなはずない!」と怒鳴りながら「初老のおばさん」に詰め寄ろうとしていた。
僕はランの最中で、最後まで見なかったのだが、どっちもどっちの感じである。
でも、パッと見、「小太り長髪+茶髪ヤンキー+お金はないし+旦那にかまってもらってないしイライラ絶頂若おばさん」の方が、ちょっと嫌な感じがした。

。。。なんてのも、見ることができる。


シューズは、NIKEのこいつである。
「裸足のような感覚」が売りだが、靴底が後03mm厚いと嬉しい。
なお、川沿いは、砂利道も多く、靴底のでこぼこの間に、ものすごい量の小石が入るので、でこぼこを後0.5mm小さくするか、逆に0.7mm大きくしてくれると嬉しい。

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