2011年4月16日土曜日

こんな本を読んだ 大人は愉しい



内田樹強化月間(ってもう月は跨いでいるけど)の一冊である。
この本のあとがきの方で内田氏自身が書いているように、氏には「誰かとの」やりとりの本が多い。
お互いに「そうそう、その通り」が多いのは事実だが、「それは違うと思う」というのもハッキリ書かれているので、面白いと思う。

この本は、東大仏文卒の内田氏と東大露文卒の鈴木氏のインターネットを介した交換日記で、話題は実に多岐に渡る。
どちらも大学の先生ということもあり、後半の「大学はどうあるべきか」のところが読ませる。
どちらの先生もご自分のHPを持っている。
※リンクを張っておきました。

おじさん同士の交換日記なんて気持ち悪い、なんて言わないで買って読んでね。

なお、この本を読むと、小津安二郎の映画を観たくなる。
DVD買ってこようかな。

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