あらゆるスポーツをほぼそつなくこなしてきた。
全てのスポーツでちょっとだけ(ものによってはすごく)頭角する。
何をやってきたのだろう。
柔道・野球・卓球・ボーリング・サッカー・バスケットボール・バレーボール・軟式テニス・硬式テニス・水泳・ハンドボール・ブギーボード・ソフトボール。。。
主に「丸い物」を何とかしようとしていたらしいことが分かる。
父には何度も言われていた。
「何でもできるということは何も飛びぬけてはできないということだぞ」
確かにそうかもしれない。
※父は、福島の貧しい家の出身で東京に出て頑張ってきた。水道屋を長くやってきたのだが、スポーツ万能、水道関係の資格を山のように取り(自宅で一夜漬けで資格試験の『実務の練習』をやったりしていたのを見ている)、書と画は玄人はだし(レベルが違いすぎて素人には分からない、よく雑誌とかに掲載されている)、米軍キャンプに勤務していたので普通に英語をしゃべることができるという、泥まみれの肉体労働者としてはかなり異色の能力を持っていた人だ(あっ、生きてますけど)。その言葉は重い。
で、今でもかなり動けるのだが、自分が思った通りのスピードは出なくなっている。
間違いない。
頭で考えている動きのスピードと実際のスピードはかなり隔たりがあるのだ。
瞬発力が劣ってきているのだろう。
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固有名詞を覚えられない。
特に人の名前を覚えていられなくなっている。
間違いない。
「ほら、あれ。ほら、あの、え~っと。」がすごく多くなっている。
海馬の動きが劣ってきているのだろう。
Mindmapのおかげで、何とかなっている場面が非常に多い。
※Mindmapは右脳しか使わないので、とてもよろしい。
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60、70、80、90歳の方から見るとチャンチャラおかしいのだろうが、年を取ってきたのだろうと思う。
でも別に悲しくない。
辛くもない。
色んなことを「ゆっくり」「楽しんで」できるようになったように思う。
重くてたまらない色んな「鎧」を何重にも羽織って外に出るのだが、あんまり頑丈に羽織らなくてもいいや、と思うようになった。
すごく楽だ。
※すべての鎧を外すのは、妻の前でだけ。この人は、全て知ったうえで僕と一緒に居てくれるので、感謝である。
1月で52歳になる。その次は53歳、その次は54歳、次はきっと60歳だ。
※外国映画で似たセリフがあった。
自分自身と(妻と)相談しながら、ゆっくり生きていきたい。
※あっ、すっごく力は漲ってるので、ご心配なく。
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そうそう、「ちと嫌な感じ」のおじさんでいるように心がけている。
「何かgariken49さんと話してると、少しイラッとするのよね」と言われるのがいいと思う。
要は、「すごくいい人」でなくなろうということだ。
頑張りたい。
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