2009年12月26日土曜日

クリスマスに人身事故&ゴミを捨てる初老の男性

小田急線百合丘あたりで人身事故が17:00にあり、1時間近く小田急線が止まったようだ。
この情報をネットで察知し、電車が動き始めたのを確認してから新宿駅に向かう。

ロマンスカーは無論、全部ストップだ。

新宿駅小田急線のホームは人でごった返していたが、各駅停車のホームはがらがらだ。
のんびり座り、グールドのモーツァルトを聴きながら足を組み、本を広げ、電車に揺られる。

1時間近くで町田に着く。
まぁ、各駅停車でも急行と比べて20分くらいしか違わないのだ。

年を取ったので、「1分でも早く!」とかない。

じっくり本も読めて、モーツァルトもじっくり聴けて、言うことない。


町田で降りて家に向かう途中、横浜線の脇の草ぼうぼうのところに、ゴミを投げ入れる初老の大馬鹿と遭遇する。
※この草ぼうぼうの辺りは、誰か一人がゴミの袋を投げ捨て、その後誰彼構わずゴミを投げ入れてしまう名物の場所だ。

初老の大馬鹿が捨てたのは、タバコの空き箱のようだった。
身なりも貧しく、たばこの吸い方も激しく、何かに怒っているようだ。
「ゴミ捨ててんじゃねぇ!」と言って、横っ腹を僕が蹴り上げたら、即死だろう。
※パンチも自信あるが、蹴りのほうが自信ある。

こういうとき、どうしたらよいのだろうか。。。

「馬鹿は長くは生きられないよ。誰も貴方の方を振り向かない。一人の寂しい人生を送りなさい。」と心で思い、家に向かう。
ぐっと奥歯をかみ締める。
それしか出来ない。。。
奥さんとか子供がいるのだったら辛いな、と思う。

ちょっとつらいクリスマスだ。


638文字、ちと長い。

0 件のコメント:

ページビューの合計