すばらしい本だ。
運動しながらは、読めないが。
運動をすることが体によいのは分かるが、実は脳によいという話が、かなり硬い語り口で、しかしユーモアたっぷりに語られる。
「脳によい」 を専門用語満載で説明されるので、ややくらっと来るが、説得力抜群だ。
また、運動を始めるのに、遅すぎることはない、と何度も説く。
やる気になる。
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単に、 「運動せよ」 ではなく、 「こうしたほうがよい」 と具体的に説くので更にやる気になる。
実話も満載だ。
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以下、章立てだ。
どうだろう。
第1章 革命へようこそ 運動と脳に冠するケーススタディ
第2章 学習 脳細胞を育てよう
第3章 ストレス 最大の障害
第4章 不安 パニックを避ける
第5章 うつ 気分をよくする
第6章 注意欠陥障害 注意散漫から脱け出す
第7章 依存症 セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化 女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢 賢く老いる
第10章 鍛錬 脳を作る
10で切れているところが潔い。
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自分も50歳なので、第9章が特に面白かった。
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ドッグイヤーだらけでどこを紹介してよいやら迷う。
350ページ近くの大著だが、お勧めだ。
2100円の価値がある。
パパも分かってくれているのだ。

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