2012年10月2日火曜日

2012年9月22日23日 福島 楢葉~富岡~大熊

2012年9月22日(土)、秋分の日に、福島に行ってきました。
翌23日(日)は警戒区域の富岡・大熊に行ってきました。

妻と妻の父(と多くの親戚)の田舎である楢葉は警戒区域はとけましたが、泊まることはできません。依然、「地震と津波に襲われたまま」です。
「福島の警戒区域はそもそも、放射能が高いので、何の作業もできないので、地震+津波に襲われた時のまま」なんです。

楢葉の様子は8月のお盆にも行って、このブログにも多くの写真入りで紹介させていただきました。
「帰ることができない」という意味では、楢葉も、富岡も、大熊も同じです。
違うのは、放射能の線量です。
楢葉は、前回、0μSv(マイクロシーベルト)だった。。。って単位が分からないと話にならないですね。

人体は年間およそ2.4ミリシーベルト (2.4mSv:1シーベルトの1000分の1×2.4)の自然放射線に常にさらされています。で、「マイクロ」は「ミリ」のさらに1000分の1。
1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1。200万マイクロシーベルトで5%致死線量なので、2000マイクロシーベルトでも5%致死線量の1000分の1。

つまり 1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)

今回の僕の被曝量は、14μSvでした。
※蚊に刺されたほどの被曝量なので全然心配ない、とかいう話では全然ないんですけど。


22日の楢葉入りは、お墓参りだけなので、今回、特に報告することはありません。

23日、6号線を、四倉から久之浜を抜け、富岡に向かいひた走ります。
なお、当日は雨だったため、写真が見にくくて申し訳ありません。





「海がとても近くに感じる」ようになってしまったと思います。
地震と津波の影響ですね。
以前は、こんなテトラポッドはありませんでした。




富岡に入り、第二原発近くで、「警戒区域に入るための」チェックを受けます。
ここは、第二原発を直に(ほんのちょっとだけど)見ることのできるところ、写真撮影は当然禁止です。


許可を受け、まずは、親戚の「焼き鳥かよちゃん」に行きました。
線量は、外で、1.0μSv。


店の中は、地震のあった時のままです。





ちなみに、店の中は、0.35μSvです。
やはり、外のほうが放射能は高いんですね。




お店を抜け、妻の卒業した富岡高校を通ります。
車が止まっていますが、これは、地震のあった時に避難した方が、そのまま乗り捨てていったものです。



富岡の繁華街です。
当然ですけど、誰もいません。





妻の従姉妹の家に行きました。
外は、3.31μSv。
大雨だったんですが、中々の高さです。


お庭に、牛の糞がありました。
野生化した牛が入り込んでいるんですね。


外は荒れ放題です。
当然です。
入れないんだから。


夜の森の桜並木を抜けます。


リフレ富岡です。



さて、大熊に向かいます。
ここは、富岡とは比較にならない放射能の量です。


道路の陥没が激しく、片側交通です。


まず、大熊の海に行きました。




この景色↓。
衝撃です。
地震・津波の前には、家々が広がっていたのです。
何にもなく、直ぐに海が見えます。


道無き道を進みました。



大熊の海です。
駐車場が整備され、綺麗で、多くのサーファーたちで賑わっていた海です。
言葉になりません。
海は、いつもの大熊の海で、それが却って悲しいのです。

































ちなみに、海岸の線量はかなり低いです。




同行した、親戚3名です。
全員、防護服です(僕も)。



海岸の線量は低いのですが、脇の側溝は、(見難いですが、)線量は9μSvを超えています。
場所によって、こんなにも違うのです。




海から車で5分の所に、何度も何度も何度も泊めていただいた従姉妹の家があります。
当然、草ぼうぼうです。



玄関前で、線量が10μSvを超えています。
家に入る前に、履いていた、ビニールを抜いで上がります。


地震が起きて、そのまま家を離れたので、家の中はめちゃくちゃです。





そして、今回、最もショックだったこと、空き巣が入っていました。
警戒区域なのにどうして?
山や道無き道を通って、わざわざ空き巣に来るのだそうです。
人間ってここまで落ちることができるのですね。

この、1階の窓を割っています。


警察に連絡しましたが、「直ぐは行けない」とのことです。
なんてったって、「警戒区域」内ですから。



外を歩く時は、こんなビニールで靴を覆います。


綺麗に手入れされていた裏庭も草ぼうぼうです。





空き巣が割った窓は、内と外から厳重に修復しました。


大熊を出て、双葉方面に向かいました。
これ↓は、大熊の野球場横にある、(多分)高い線量の土だと思われます。
ひっそりと、しかし、大量に置いてありました。



道は、あちこち陥没したままで、運転には細心の注意が必要です。
特に、当日は雨が降っていたため、水たまりだと思って車を進めると、陥没していたりしてとてもとても危険です。









双葉に入る直前の6号線です。
「牛と衝突」注意の看板が。









父の母校の周辺です。
この線量の高さ!


最後に、富岡駅に廻りました。




6号線の周りも悲惨な状況のママです。






富岡の駅です。
津波が駅の形をすっかり変えてしまいました。
言葉になりません。











遥か彼方に海が見えます。
あそこからここまで津波が来たとは信じられません。






原発近くの福島は、あの時から何も変わっていません。

2012年9月3日月曜日

2012年9月2日 相模原市総合防災訓練

昨日は、神奈川県相模原市の淵野辺公園隣接地にて実施された「総合防災訓練」に参加してきました。

朝9:00、16号線イトーヨーカドー敷地内にあるデニーズに横付けしたお迎えのバス(60人乗り)に乗り、出発しました。
途中、2箇所ほど参加者たち(大野中地区は38名)を拾いましたが、バスがでかいのに、道路に停めて、乗せるものだから、後ろの車が前に出れず、困っていたようです(笑)。

バス内で「何の訓練に参加したいか」と消防団の方が割り降り始めたので、迷わず、炊き出し訓練に。


途中、大雨も振りましたが、到着時には、晴れました。
会場まで、ぬかるんだ道を歩きます。
いい天気です。


すでに、会場には他の自治体の方々が集合されていました。
今回は全部で600名ほどが参加とのことです。



泥濘んだ道は、本当に歩きにくい。


大野中地区担当の消防団の方、優しい笑顔が素敵でした。


こちらが、目印。


自衛隊の方も来ていました。


会場奥には、テントがびっしり張られ、お偉いさん方がずらりと座り、壮観です。


炊き出し訓練まで時間があったので、会場内を散策(徘徊ではない)しました。

こちら、自衛隊の方々による、「カレー」制作現場です。
テレビとかで見たことはありましたが、実物を見るのははじめてです。
極めて効率的に作られているように思いました。
何と言っても手際が良い。




途中、知人と遭遇。


訓練が始まりましたが、遠くて、今一何やってるのか不明でした(笑)。
一応、パンフレットは入手したのですが、分刻みのスケジュールで大変そうです。


炊き出し訓練は予想通り、「袋炊飯」でした。
もう100回位経験しているので、特に感慨はありません、慣れてるし(笑)。


クレーンが車を釣り上げています。
何の訓練だろう?


しかし、地面が雨でぐちゃぐちゃ、参りました。
写真の通り、真っ白い靴で行ったもんだから、泥だらけになってしまいました。


こちら、医療救護訓練場です。



これも訓練。




途中、FB仲間に遭遇しました。



何やら黄色い煙幕が!
何の訓練だったんだろう?


米軍も来ていました。
女性軍人が若くて超美人で、訓練そっちのけで皆写真をバチャバチャ撮っていて、米兵たちも苦笑いです。


ここが、入り口。
喫煙所は中にないので、ここから会場の外に行って、タバコを吸います。
※簡易トイレが中に設置されていたので、トイレに困ることはなかったです、行かなかったが。


こちら、飲料水の配布です。
でも、これ、今もらっても困る(笑)。


よく分からないけど、お米が置いてありました。


ヘリが来て、けが人救出訓練を行なっていました。



訓練も終了に近づいた頃、(予報通り)大雨が降って来ました。
テントに入り、炊き出しのお米に自衛隊の方が作られたカレーをかけていただきました。
早めに確保したので、この量でしたが、カレーは試食程度(と言っても多分数百人前)で、全員に行き渡らず、僕の隣の方は、大盛りのご飯に、じゃがいも一個で食べていました。


何がなんだか分からぬまま始まり、何がなんだか分からぬまま、3時間が経ち、終了しました。
「こういう訓練をやった」という、実績が大事なんでしょうね、きっと。


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